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明けましておめでとうございます

みなさま

明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

いよいよ、中之条ビエンナーレ2019開催年に入りました。
一気に身が引き締まる思いです。

そして、今日は中之条にも雪が降りました。

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こちら霊山たけやまの様子。

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こちらはイサマムラの校庭です。

ちらちら舞う程度は良くあるのですが、積もることは久しぶりです。

さて、中之条には色んなお祭りがあるのですが、
この季節、特におススメしたい2つのお祭りを紹介します。

◆まずは1月14日の 鳥追い祭り
https://www.nakanojo-kanko.jp/saijiki/torioi.shtml

伊勢宮での神事の後に町中を練り歩き、
『鳥追いだ、鳥追いだ、唐土(とっと)の鳥を追いもうせ、
セッセッセ、サーラバよって追いもうせ』の掛声とともに太鼓をたたきます。
太鼓の音は夜までバインバインと冬の夜に響き渡ります。
場所は中之条町役場周辺です。

◆そしてその翌日の 1月15日 おんべーや
https://www.nakanojo-kanko.jp/saijiki/onbe_ya.shtml

七福神に扮した住民が福俵を背負って家々をまわり、無病息災・承福を願い、福俵を投げ渡します。
今年はビエンナーレ作家の古川葉子さんも七福神に扮装するという噂を耳にしました。
非常に面白いものが見られると思います。
場所は六合村の入山 引沼集落です。スタッドレスタイヤは必須ですよ!

ご興味があったらどうぞ見にいらっしゃってください。

(Oida)

今年もありがとうございました

みなさま、

今年も残すところあと僅かとなりました。
迫りくる2019をひしひしと感じながら、今年を振り返っています。

今年2018年、ビエンナーレ事務局は二つの大きな柱がありました。

まず一つ目は、やはり中之条ビエンナーレ2019の準備年であったこと。

ここで簡単におさらいしましょう。

5月に作家募集開始、7月に審査、
9月には参加作家のオリエンテーション、その後は年末まで各作家の会場決め、、

と、こう書いてしまうと意外にあっさりしておりますが、
その都度、細かな調整が必要だったり、
一人ひとりの作家の想いや希望に向き合うため、スタッフは常に右往左往な日々でありました。

そして、もう一つは国際交流の年であったこと。

中之条ビエンナーレ2017に参加した作家が海外の展覧会に旅立っていった年でした。

8月はモンゴル、
10月はイギリス・マンチェスターとポーランド・ポズナン、
11月はタイ・チェンマイ、
12月は中国・広州

この流れは来年も続き、

2月はフィンランド、
3月は台湾 

へと進出していきます。

その展覧会により”NAKANOJO”の名が海外へ広がっていくのです。
もはや”世界のNAKANOJO”ですね。喜ばしい限りです。

さて、いよいよ来年は中之条ビエンナーレ2019の開催年です!
会期自体は8月24日から9月23日という、たった1ヶ月間ではありますが、
そこに至るまでの道は大変長く、険しく、激しい道のりなのです。笑

ブログをご覧のみなさまもビエンナーレを楽しむ準備をしておいてくださいね!

では最後に、本年を締めくくるべく行われた先日の忘年会の様子をお伝えいたします。

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ビエンナーレ実行委員、スタッフ、地元作家と共に大いに楽しみました!

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左手前、人見実行委員長、右手前、山重ディレクター。どちらもいい笑顔ですね。

ほかには、見覚えのある人はいますでしょうか??
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あ、ディレクターの後ろに背後霊

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おや、このタンを食べるおじさんは? 

さーあ、こんな愉快なメンバーと共にビエンナーレを作り上げていきますよ。

乞うご期待!

それではみなさま、今年もありがとうございました。

どうぞ良い年をお迎えください!

(Oida)

広州×中之条 『 対流風景 Convective Scenery 2018 』のご報告(交流編)

作業編ではお伝えしきれなかった交流編をお伝えいたします!

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広州で全てのことでお世話になったシャオ・リーさん、何でも楽しむ明るい方でした!町で食べる天津もめちゃくちゃ美味しい!

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作業編で広州の卸問屋に行った時には、材料だけじゃなく、美味しいジュースも発見して上機嫌の2人

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負けじとみんな広州での美味しいものを探し回っていたりもしました。
ちなみにみんなが持っているのは大粒の果実ジュースの上にマスカルポーネチーズがのっているジュース!

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実際の案内は日本語を勉強しているボランティアの方々!本当にお世話になりました。そしてみんな若くてフレッシュ!

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美術館の館長も貴重なお茶をふるまってくれました。お茶を入れる姿がかっこいい。

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中国はお茶の文化で街中を歩いていると全然知らないおじさんもお茶をご馳走してくれました。ご馳走さまが言えず、7〜8杯のお茶を飲んで、お腹がタプンタプンです。

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53美術館から車で一時間のところにあるVitamin Creative Spaceへ。
山の中にある庭園のような落ち着いた雰囲気のスペース。制作を忘れ、リラックスの一時。

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朝食、昼食、夕食はイケメン料理人が大皿やお弁当で毎日作ってくれます。ご飯の内容によって一日のテンションが変わるので重要な部分!
ちなみに女性陣に囲まれているのがイケメン料理人です

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美術館が準備してくれた豪華な円卓でのパーティー!
中国作家との交流も非常に楽しく、良い刺激をもらいました。歌のプレゼントに歌でお返ししたり。
様々なおもてなしをしていただいた中国の皆さまには本当に感謝しても仕切れないくらいです。

中之条ビエンナーレ国際交流のはまだまだ続きます。それぞれの作家がまだ見ぬ土地で制作をすることで、作家として成長するための糧になるように、これからもっと色々な交流を深めていきます。

nishitake

広州×中之条 『 対流風景 Convective Scenery 2018 』のご報告(制作編)2

中国人作家の作品もご紹介します!
中国作家の作家たちは比較的若い方々が多く、広州の今のアート、考え方を強く感じました。

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夜な夜な巨大な壁に巨大なスポットを当てて、実験的な取り組みを見せたり、そこにパフォーマンス作家が自然に入り込んで遊んでいたり。とにかく実験的で挑戦的な考えで、新しい事を取り入れる姿勢が見て取れました。

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招待作家も含め、映像、インスタレーション、パフォーマンスと質の高い展示を展開してくれました。
特にパフォーマンスは言語がわからない部分が多かったにもかかわらず、その構成の方法や見せ方が新鮮でした。

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オープニングのパフォーマンスに日本語のセリフを入れたいとのことで、日本語レクチャー中

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身体を使った過激なビジュアルの作品や、ポップなテイストの作品など、本当に多種多様です。

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中国との国際交流を終え、知っているようで知らなかった中国の文化や考え方を感じ取る事ができました。
また中国の作家たちも日本の作家の作品を見て、刺激を受けてくれたと思います。
タイ・中国と一ヶ月間の交流を通して、中之条ビエンナーレが取り組む国際交流の意味や役割を改めて認識しました。

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nishitake 

広州×中之条 『 対流風景 Convective Scenery 2018 』のご報告(制作編)

タイ・チェンマイの旅から我々事務局はそのまま中国は広州に移動しました。その報告をさせていただきます。

対流風景 Convective Scenery
Guangzhou × Nakanojo Exchange Exhibition
日程:2018年12月8日-2019年1月8日
場所:53美術館  
住所:广州市广园快速路汇景路汇苑街19号广州53美术馆

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参加作家は
山田 悠 Haruka Yamada  西岳拡貴 Hiroki Nishitake 江上 弘 Hiroshi Egami
村上郁 Kaoru Murakami  富樫智子 Satoko Togashi  東城信之介 Shinnosuke Tojo
渡邊 智子 Tomoko Watanabe 本郷芳哉 Yoshiya Hongo  美雷娅 · 莎贝尔 Mireya Samper
陈庆 Chen Qing 何利校 He Lixiao 施维娜 Shi Weina 王泽 Wang Ze
吴杰仁 Wu Jieren 谢子耿 Xie Zigeng

日本人作家、中国人作家、招待作家合わせて15名で行う国際交流展です。

ディレクター陣は
山重徹夫 Tetsuo Yamashige  肖丽 Xiao Li 李琼波 Li Qiongbo

以上メンバーで展覧会を作り上げていきました!

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本展示会場である53美術館。広々とした空間、高い天井。ここにどのように展示していくか楽しみです!

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まずは材料、買い出しということで、各々が求める材料を探しに出かけました。

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広州の卸売問屋街はとにかく巨大、尚且つ安い。世界中のバイヤーが集まる街と言われるだけあって、日本では高価でなかなか材料として使えない物も広州では破格の値段で買えたりします。
広州のレジデンスで感じたのは、各作家がそういった素材の価格などによりいつも使っている素材から解放されて、新しい試みにチャレンジできた事も大きかったのではないかと感じています。

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特にそれを感じたのは本郷さん。普段の制作スタイルの片鱗を残しつつ、素材を無理なく自然に吸収していたように感じます。これから色々な文脈に発展していきそうで、帰国した後もさらに実験を重ねるようです。今後の発展を見たい!

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本郷さんとは違う意味で素材と格闘していたのが東城さん。様々な素材を組み合わせて起こる現象を見逃さず、繊細に判断してインストールしていく。「男はまめじゃないとダメだ!」と言っていた事が、制作にも出ています。一番制作を楽しんで、一番苦労していいたようにも感じました。

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村上さんは本当にセンスの塊のような人で、繊細な作業と大胆な作業を絶妙なバランスで構成しておりました。何かの基準で仮置きされているだけかと思いきや、他の細かな構成が進むと仮置きが仮置きじゃなく見えてくる。ユーモアもあり、下の写真の中の小さな小窓が美術館の小さな穴に設置され、大胆さと繊細さとユーモアを象徴するような仕掛けもされていました。
東城さんと村上さんが何やら2人で話しています。お互い伝家の宝刀を持っているお2人。いつ出すかの相談中でしょうか。

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渡邊さんはとにかく全力で体当たりしている印象でした。フワッとした女性的な印象からは想像できないくらいのパワフルさで、板材を切り出していく光景、木組みをして構造を作っている姿は、中国ボランティアの方々も渡邊さんは女性なのに何でもできてすごい!と賞賛の嵐でした。実際最後まで作品に手を入れていたのは彼女であったと思います。広州での滞在中、おそらくずっと作品に正面から向かっていたと思います。

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山田さんは常にみんなを明るく盛り上げてくれる方でした。計画的に、確実に仕事を進める方でしたが、さすがに予想以上の巨大な高所作業車が来た時は我々含め、山田さんもちょっと驚きを隠せませんでしたが、さすが山田さん、クレーンで上に移動してすぐこちらの写真を撮るくらいの余裕っぷりでした。また以前からずっとやって見たかったというキャンバスへのペインティングの作品も初の試みとして展開しておりました。

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富樫さんもまた計画的で冷静な方でしたが、今回の展示では、写真ではない、墨を使ったペインティングペインティングを実験的に展開していました。リサーチ取材を重ね、中国の歴史や文化を十分に取り入れた上で感覚的にアウトプットしていく作品は、葛藤の部分が多かったようですが、その感情が作品として表現されていました。

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江上さんは多くのレジデンスを経験されている方でしたが、広州では発熱などに悩まされておりました。みんなも心配していましたが、体力が回復し、一気に作品を作り上げていきました。体調が悪い中でもベストを尽くし、今できる事を探っていく姿勢はさすがでした。あと、歌が上手い。山重ディレクターと江上さんは特に歌が上手い事が判明しました。

バンコクアートビエンナーレ2018視察

幸せな日々を過ごしたチェンマイでの滞在を終え、その後スタッフと作家2名はバンコクへ移動し、バンコクアートビエンナーレ2018の視察へ行ってまいりました。

バンコクアートビエンナーレ2018
2018年10月19日~2019年2月3日開催

今年初開催のようですね。
http://www.bkkartbiennale.com/

同じタイでもチェンマイとバンコクは全く違う印象。

チェンマイはタイ北部のゆったりした地方都市。
バンコクはギラギラとしてエネルギッシュな大都会です。

そして街中いたるところにワット(寺)だらけ。
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中でも特に有名なワットポーやワットアルンにもビエンナーレの作品が展示されておりました。

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まずは寺院や仏像の美しさに我ら一同終始驚嘆するばかり。

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ワットポーの涅槃像。巨大すぎてもはや写真に納まらない。

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足の裏。

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美しい寺院、ワットアルンです。溜息しか出ません。。

広大なワットの中でビエンナーレの作品を見つけるのは、もはや宝探しです。
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これは作品。

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こちらは何でしょう?ビエンナーレの作品ではなく、ずっとあるもののようです。
ヨガのポーズでしょうか?
ネコさんが可愛かったので激写してしまいました。

ワットの他、バンコクアートアンドカルチャーセンター、ギャラリー、デパートやホテルの中に作品が展示されております。
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作品群の圧倒的規模と数。。
いや、もうすごいです。

実は個人的にはタイを訪れたのは2度目です。
初めてのときは学生の頃の貧乏旅行だったので、デパートや高級ホテルなどに入る機会などはありませんでした。(かなり前の話です。。)

今回訪れた、美術館やデパートはとても綺麗で、トイレ事情もかなり良く、前回の印象とは全く違いました。
治安も前より良くなったかなあ。

あと人なれしているネコさんが多く癒されました~

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この子、背中にもう一匹横を向いた黒いネコさんがいるように見えます。

さて、ブログをご覧のみなさま、年末年始等、バンコクへ行くような機会がありましたら、ビエンナーレの作品もご覧になってはいかがでしょうか?
見応え充分! 特にBangkok Art and Culture Centerは大充実です!

そして私はバンコクから日本へ帰国しましたが、山重ディレクターとスタッフ数名はタイ滞在から日本へ帰る暇もなく、今度は中国での展示のため旅立っていきました。

ネット事情が悪いためあまり情報が入ってきませんが、中国でも作家やスタッフが奮闘しているに違いありません!

中国では広州美術大学・広州53美術館との交流企画です。
以下の作家が参加しています!(敬称略)

東城 信之介
村上 郁
西岳 拡貴
本郷 芳哉
渡邊 智子
山田 悠
富樫 智子

無事な帰国を中之条で待っております!

(Oida)

チェンマイ×中之条『シンクロニシティ展』のご報告(2)

前回につづき国際交流プロジェクトのご報告です。

SYNCHRONICITY
Chiangmai × Nakanojo Exchange Exhibition
日程:11月22日~12月1日
11月21日 18:00~ オープニングレセプション
場所:チェンマイ大学アートセンター

11月21日にはチェンマイ大学アートセンターにてオープニングレセプションが開かれました。
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ゲストにはチェンマイ大学の学長、学部長、学科長、日本領事館から2名、ジャパンファンデーションから1名、そして100名を超える学生さんたちがお越しくださり、大盛況でした。

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チェンマイ在住の日本人作家Makino Rieさんのパフォーマンスもありました。

作品を見ながら、絶え間なく作家さんへの質問が飛び交い
最後には声が枯れるほどしゃべり続けたという作家さんも。

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無事オープニングを迎えられほっとしたのか、最後には作家さんがお茶目なポーズを。笑

以下はオープニングの前に撮った写真です。
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あえて、どれが誰の作品かは書きませんが、みなさん分かりますか?
ヒントは前回のブログにありますよ笑
因みにチェンマイの作家さんの作品も混ざってます。

さて、チェンマイ大学では”NAKANOJO”の名はすっかりお馴染みのようで
“NAKANOJO”の名前が世界に広がっていることを肌で感じ取ることができ、本当に良い体験をできたなーと思います。

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レセプション後、ホテルでのラウンジでのひとコマ。
ろうそくの炎の良い雰囲気の中語り合うタイと日本の作家たち。

チェンマイ滞在中は作家のみならず、私たちスタッフの送迎やホテルの手配や、
もう何から何までトイ先生はじめみなさんにお世話になりっぱなしで、
本当に感謝してもしきれないくらいのおもてなしを受けました。

トイ先生は私たちの顔見ると笑顔でまずこう聞いてきます。

“Are you Happy?”

何よりも私たちがチェンマイでの滞在を楽しんでいるかどうか、いつも気にかけてくれておりました。

「タイとの交流は言葉が不自由な分、心が見える交流ができる」
ビエンナーレのスタッフYさんの言葉ですが、本当にそうだなと深く感じました。

チェンマイのみなさま、本当にありがとうございました!
これは必ずや来年の中之条ビエンナーレ2019で恩返しせねばなりません!!

チェンマイでの滞在を終え、その後スタッフと作家2名はバンコクへ移動し、バンコクアートビエンナーレの視察へ出発したわけですが、また長くなってまいりましたので、そちらのレポートはまた後ほど!

(Oida)

チェンマイ×中之条『シンクロニシティ展』のご報告(1)

SYNCHRONICITY
Chiangmai × Nakanojo Exchange Exhibition
日程:11月22日~12月1日
11月21日 18:00~ オープニングレセプション
場所:チェンマイ大学アートセンター

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さて、今回はタイのチェンマイ大学と中之条ビエンナーレの国際交流プロジェクトについてのご報告です。

国際交流プロジェクトについて改めて説明しますと、
昨年の中之条ビエンナーレ2017ではチェンマイ大学の教授や若手作家ら4名がタイから中之条へ来て国際交流企画展に参加されました。

四万の第三小学校1階での展示を覚えていらっしゃいますか?

そして今年は中之条ビエンナーレ参加作家の中から5名がチェンマイへ派遣され、
滞在制作を行い地元の作家たちと共同の展覧会を開催いたしました。

こういった相互の交流が2013年から続いているのです。

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右はチェンマイ大学のトイ先生。いつもファッショナブルで素敵。
左はタッチャイ先生。セルフィー大好きだとか笑。
真ん中は作家の倉本さん。

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先日のブログでも少しご紹介しましたが、作家たちは11月上旬からチェンマイのタッチャイスタジオと呼ばれる、タッチャイ先生所有のスタジオで制作活動に励んでおりました。

制作の様子をちょっとだけ公開。

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こちら嶋津晴美さん。と嶋津さんの制作をうしろから覗く地元作家のナッ君とノン君。

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西島雄志さん。この後どのような作品になるのでしょう?

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倉本弥沙さん。見た目から想像できない男前な仕事ぶり。

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永井文仁さん。スタジオ滞在中はシェフとしての腕前も存分に発揮してくれた模様。

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人見将さん。サボテンのとげに刺されながらも制作を楽しんでいたようです。

途中から山重ディレクター他、私たちスタッフも合流しました。
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そして11月21日にはチェンマイ大学アートセンターにてオープニングレセプション開催。

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長くなってきましたのでこちらの様子はまた後ほどご報告します!

(Oida)

会場決定に向けて&タイ・チェンマイ国際交流報告&飯沢康輔blog

中之条ブログをご覧のみなさま、いかがお過ごしでしょうか?
11月に入った中之条は、例年と比較すると暖かいそうですが、やはり夜は寒いですね。

現在、われわれは中之条ビエンナーレ2019の作家会場決定に向け、「あ~でもない、こ~でもない、そーでしたっけ?」と日々会議におわれております。
年内には会場決定通知と参加同意書が参加作家のお手元に届くと思います!

さて、11月よりタイのチェンマイで行われる国際交流プログラムに日本から嶋津晴美、人見将、西島雄志、永井文仁、倉本弥沙の5名が参加し、現地での制作を始めております!
タイからの報告では、それぞれの名前をファーストネームで呼び合うなど、かなり現地では楽しんでいるようですね!

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われわれ事務局も後を追って12日よりタイに向かいます!

 

タイ以外でも、国際交流の報告で魅力的な記事を発見!

以前後報告させていただいたイギリスのAsia Triennial Manchester 2018、ポーランドのMediations Biennale 2018に参加した飯沢康輔さんのブログもリンクさせていただきます!

<飯沢康輔blog>
https://exuok.exblog.jp/27205620/?fbclid=IwAR0-jtCf-_PWnssD-C7IYZuy_fNUu5CDBEQFBKI68z-_M578_fqKvt_chmk

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nishitake