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4日間の作家オリエンテーション

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9/29~10/2の日程で中之条ビエンナーレ2017にむけた
作家オリエンテーションが行われ
4日間で100名近い作家さんが中之条町を訪れました。

町内にお住まいの方でぞろぞろと歩く謎の集団を見かけた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
いくら中之条ビエンナーレの知名度が上がってきたとはいえ、
集団で空家を見学しているのはやはり不思議な光景です。苦笑

なるべくお見かけした町民の方には
「来年のビエンナーレに参加する作家さんをご案内しています」
と説明して歩きました。(・・;)

すると・・・
「もう始まるのか~楽しみにしてるよ!」
「また良い作品作ってくれよ!」
「うちの壁にも絵を描いて欲しいねぇ」
「お客さんがたくさん来るといいね」
「ゆっくりみていってくれ~」
と、温かいお言葉をたくさん頂きました。

町民の皆さんのご期待に添えるようスタッフも作家も
身が引き締まる思いです!

作家さんには今回の説明と見学を元に、
11月までに希望会場と作品のプランを出して頂きます。
そこからディレクターと共に調整を行い、
年内を目安に展示会場が決定します。

冬場は積雪や凍結の心配があるので
本格的に制作が始まるのは来年の春先ごろからです。
冬までの短い間、特に10月中は会場の見学や町のリサーチのため
多くの作家さんが町を訪れます。

古い建物の写真を一生懸命撮っている人、
道端で石や草を採集している人、
同じ道を何度も行ったり来たりしている人、
大きなリュックと大きなカメラを持っている人・・・

このような方を見かけたら作家さんかもしれません。
どうぞ温かい目で見守って下さい(^^)

(戸部)

作家さんの好奇心

なんと!
今週の月曜日に中之条ビエンナーレ2017の参加作家さん第一号が
中之条町にお越しくださいました!

作家オリエンテーションは今月末から来月にかけてですが、
海外在住の方でちょうどご帰国されていらっしゃるということで
一足早く町内をご案内させて頂きました~!

メールで連絡を取り合っている作家さんと
実際にお会いするのはいつもとてもワクワクします。
ましてや中之条町を初めて訪れる方となると、
今日のご案内が中之条町の第一印象になるわけですから責任重大です!
大げさにいえば作品に何らかの影響を及ぼしかねません!!!

久しぶりのこの感覚に「あ~また今年も始まるんだなぁ」
と、朝からなんとも不思議な気分でした。

この町で生まれ育った私からしたら見慣れた風景ばかりですが
初めて訪れる方にはとても新鮮なようで

「あれは何ですか?」
「このお店はもとは何屋さんでしたか?」
「廃校になったのはいつですか?」
「いつごろ建てられましたか?」

たくさんの質問を投げかけられ、
なかなか知らないことが多いと気がつかされます。

そして自分の知っている「中之条町」をお伝えしようとすると
意外とフワフワした情報ばかりであまりお役には立てないのです。

むむむ。

勉強不足で申し訳ない限りですが
事務局としては情けない返答はできません!
そんな時は・・・

「ざっくり概要だけお話ししますので
気になったらご自身で調べてみて下さい。
詳しい方のご紹介は致しますが
リサーチも作品の一部ですよ(^^)v」

さぞ偉そうなことをお伝えします。笑
作家さんごめんなさい。私、強がりなんです。

実は今日の会場案内で気になることがあったので
後で調べてみようと思います。

親都神社(チカトジンジャ)の境内にある御神木の大ケヤキ。

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推定樹齢が700年とは初めて知り、
もっと詳しいことを調べたくなりました!

写真を撮ろうとカメラを向けると
大きすぎて完璧に見きれてますね。

気を取り直してもう一枚!

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作家さんと一緒に眺めていたらとても美しく感じました。
思えば今まで当たり前に「そこにある木」で
きちんと向き合った事がなかったのかもしれません。
写真を撮ったのも恐らく初めてです。

中之条を初めて訪れる人が「知りたい」と思うのはもちろん、
その好奇心にかきたてられてずっと住んでいる人が
こうやって改めて土地を見つめ直すって
本当にすごいことだなーと思った1日でした!

今日ご案内した2人の作家さんには
この町はどんな風に映ったでしょうか。

「当初、考えていた作品とは違うものを作るかもしれない。」

そう言い残してご帰宅されました。

(戸部)

赤岩集落の秋桜

赤岩地区ではもう秋桜(コスモス)が咲いていました!
空き独特の空の色と季節の花々、
やっぱり田舎っていいですよね~!

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養蚕農家が軒を連ねる赤岩は
町並みを楽しみながら歩くのに最適な場所です。

赤岩といえば毎年、作家さんからもお客さまからも
大人気のこちらの会場!!
長英の隠れ家「湯本家」

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いつみてもかっこいい土壁です!
次はどんな作家さんが入るのか楽しみですね~。

赤岩を訪れたことがある方はご存知かと思いますが、
とてもせまいエリアに会場が密集しています。
なのでそこで新規会場発掘をするのはとても困難です。

ところが!
今回、新しく会場提供をして下さるという方が現れました!

でも、もし作家さんが希望しなければ
その会場はなかったことになってしまいます。

むむむ。
作家さんにいかにその物件をよくご案内するか
事務局の腕の見せ所ですね。

作家さんを実際に町内をご案内するオリエンテーションは
いよいよ今月末にはじまります。

それまでにより多くの情報を仕入れ、
町のことや会場のことはもちろん
歴史についてもご説明ができるように日々勉強です!

このかわいらしいランプがある会場・・・

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はたして新規会場としてお目見えする日が来るのでしょうか!?

お楽しみに~

ところでこのブログは読んでいる方いらっしゃるのでしょうか~

林耕史さんの個展に行ってきました!

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先日、実行委員さんと山重ディレクターと一緒に
花の駅花楽の里で開催中の林耕史さんの個展に行ってきました。
タイミングが良く、ちょうどご本人にもお会いする事ができました!

林さんは2011年から3回連続で花楽の里屋外に展示してくださっており、
その作品が今も見ることができます。
2015年には花の駅美野原にも作品を設置して下さっています。

ビエンナーレ2015の際にはMitsukoさんが展示していたホールは
林さんの作品から漂う、やわらかな木の香りが溢れていました。

思わずもっと作品に近づいてみたくなり
遠慮がちにお聞きすると・・・
「ぜひ!触ってみてください!」
と驚くほど気持ち良くご承諾くださいました。

さっそく林さんに言われるがまま
作品に近づく実行委員さん

くぐってみたり・・・

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中に入ってみたり・・・

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触ってみたり・・・

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とても貴重な体験をさせていただきました!!!!

当たり前に「触ってはいけない」と思っている私たちに
彫刻作品をより身近に感じて欲しいと笑顔でお話し下さいました。

やはり作品を見るだけでなく
作家さんから直接お話しをお聞きして
こちらの思ったことをお伝えして・・・
という時間はとても大切なんだと感じました。

ビエンナーレでご活躍下さった作家さんが
こうして中之条町で展示をして下さるとは本当に嬉しい事です。
そして作品集までいただいてしまい
もう大満足どころの話ではありません!!

18日(日)と22日(木,祝)の13時から
林さんのトークがお聞きできます!
ぜひ多くの方に足を運んで頂きたいと思います。

感じことでも、気になることでも、聞きたいことでも
お伝えしたらきっと林さんが優しくお答えしてくれると思います。

そしてこちらは花楽の里レストハウス入口に生えていた・・・
ラムズイヤー?ラッビトイヤー?
どちらだったか忘れてしまいましたが、
細かい毛が生えていてとてもさわり心地がいい植物です!
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あまりの気持ちよさに中毒者続出でした(*^^)v
作品の鑑賞と合わせて花楽の里の植物もぜひ満喫してくださいね。

林耕史さんの個展は10月2日まで!
ぜひお出かけ下さい!

(戸部)

中之条の秋は短い

中之条の秋は短く、夏が終わるとあっという間に冬がやってきます。
短い秋の風景をお伝えするために9~11月は
たくさん写真をアップできるように頑張ります。

さてさて連日、テレビでは台風の進路が伝えられていますが、
稲刈りを控えた田んぼを眺めては心配になります。
収穫前のたっぷり実をつけた稲は穂先が重くて倒れやすいんです。

倒れるのが先か、収穫が先か・・・駆け引きですね。
って何の話をしているのでしょう。

良くわからないついでに田んぼの話をします!

私の実家では田植え、稲刈り、籾すりは家族の一大イベントで
お手伝いしないと「米を食べる権利はない」とよく言われました。

朝早くから親戚が集まって、
大人も子供も泥だらけになって作業をして、
みんなで軽トラの荷台でお茶をして、
仕事の後はゆっくり温泉につかって、
夕方にはごちそうを囲んでお酒を飲んで・・・

ずっと「当たり前」だと思っていましたが
現代においてはわりと貴重な経験であったと最近気がつきました。

そして今年の稲刈りは再来週だと父から連絡がありました。
きっと来年はビエンナーレが忙しくて田んぼのお手伝いは
できそうにないので今年はしっかり働いてきます。
「米を食べる権利」2年分取得のため!!!!

さて、いよいよ話しが良くわからない方向に脱線しておりますね。
どうにか公式ブログらしくしなくてはなりません。



みなさんが来年、中之条を訪れるのはまさに稲刈りの時期ですね!

会期前半なら風になびく穂波が美しい田んぼ
会期後半なら規則正しく並ぶ稲株が美しい田んぼ・・・
タイミングが合えばまさに稲刈り中の風景もご覧いただけますね。

乾いた稲と土のにおいが心地よい時期です。(^^)

1年後の稲刈り風景をよりお楽しみ頂きたい方は、
田植えシーズンの5月頃から中之条に足を運ぶことをお勧めします。
目に見える稲の成長はもちろん、
季節ごとの匂いや風の音、虫の声も感じて頂きたいです。

なにより成長を見守るとより一層お米が美味しく感じますよ!
それが一番ですね。

こちらは少し前に伊参エリアで撮影した田んぼ

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今頃はもう少し色づいてきているでしょうか?

(戸部)

そろそろ8月も終わりですね

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1週間の審査期間が終了し、週末に審査会が行われました。

今回は国内外の多くの作家さんからご応募を頂き、
大変ありがたいことに過去最多の応募数となりました。

選考はポートフォリオやホームページを拝見するのはもちろん、
過去の展覧会や個展のご様子についてなど様々な情報や意見が飛び交います。
お馴染の作家さんも、はじめましての作家さんも
1組づつ、全員が納得するまで議論が続きます。

ディレクターと実行委員さん、真剣なまなざしがとても印象的で
それぞれの中之条ビエンナーレに対する熱い思いが垣間見えました。

この方が中之条でどんな制作をするのか見てみたい、
きっとこの方は中之条での滞在を楽しんでくれる、
この方は中之条に新しい風を吹かせてくれるかもしれない・・・
合格理由は本当に様々です。

今回は例年より応募が多かったため文字通り狭き門となってしまいました。
残念ながら選考から外れてしまった作家さんもたくさんいます。
むしろ合格される作家さんはほんのわずかなのです!

選考会を通して「中之条ビエンナーレ」が多くの作家さんに
支えられていることを改めて実感いたしました。
ご応募頂いた方、ご応募を検討して下さった方、
本当にありがとうございます。

これから書類の発行やら発送準備やらもろもろの手続きが行われ、
作家さんへ選考結果をお知らせするのはもう少し先になります。

そしていよいよ来月末には作家さんが会場選びのために中之条にお越しになります!
ここだけの話し、ご案内する会場の準備が間に合うのかひやひやです。笑

最後に・・・
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今日の中之条町は台風の影響であいにくのお天気ですが、
審査会終わりにはキレイな夕日が見えました!

来年の秋、中之条でどんなことが起きるのか・・・
どんな作品に出会えるのか・・・
ぜひぜひ楽しみにしていて下さ~い!

(戸部)

中之条ビエンナーレ2017作家募集は本日まで!

こんにちは!
6月1日から始まった作家募集もいよいよ本日で締め切りとなります。

明日からディレクターと実行委員による審査期間が始まるので
事務局はその準備のためにお盆関係なく出勤です!(^^)

開催年の8月はオープン直前で恐ろしいほど忙しくて
「夏らしいことができない~」と嘆く暇すら有りませんが、
結局は準備年もこの時期はバタバタするんですね。

土日に届いたポートフォリオとWEB応募を確認していたら
あっという間にもう15時すぎです・・・。

今日は曇り空で涼しい中之条町ですが
明日からは参加作家を決定するための熱い審査期間が始まります!

山のような応募内容に1つ1つ目を通すのはとても大変な作業です。
それでも、作家さんからの熱い思いに全力で応えなくてはいけません!
美術に関して素人の私は作品の善し悪しは良くわかりませんが
ポートフォリオから伝わってくるお人柄や熱意、ひしひしと感じております!

この審査期間で中之条ビエンナーレ2017を一緒に作る仲間が
決定するのかと思うと本当に身が引き締まります。
神経を削るお仕事ですが、せめてもの救いは
審査会場には大きな窓があり、外が良く見えることです。

せっかくなので写真を掲載しようかと思いましたが
今日はあいにくのお天気なのでまた改めて(;_;)/~~~

(戸部)

作家募集締切まであと10日!?

こんにちは!

いよいよ中之条ビエンナーレ2017の締切まで残り10日となりました。
6月1日の募集開始から気がつけば2ヶ月…本当にあっという間ですね。

泣いても笑っても締切は8月15日!
ご応募をお考えの方は「思わぬハプニングで間に合わなかった!」
なんてことがないようにして下さいね。

さてさて、実は先日FMぐんま様の夕方のコーナーにて
中之条ビエンナーレをご紹介いただきました。

もしかしてお聞きになった方もいらっしゃいますか?
えぇ、そうです。私、ちゃっかり出演しておりました!笑

「ワンランク上の大人を目指す~」という内容のコーナーでしたが、
生放送だったもので…何を話したか記憶にございません!焦

なので改めてお伝えしたかったことをこちらにひっそり綴りたいと思います。

中之条町は都会からお越しになる方からしたらとても不便な町です。
電車もバスも驚くほど本数が少ないですし、
コンビニは徒歩圏内にはありません。

そんな田舎を楽しめる方、大歓迎です。(^^)

もちろん、作家募集に限った事ではなく、
遊びにいらしてくださるお客様も同じです。

おそらく、ビエンナーレ期間中にお越し下さったお客様でも
「何もない時期」にいらしたことがない方って
わりといらっしゃるんじゃないでしょうか?

事務局の私がこんなことを言っていいのか分かりませんが、
ビエンナーレ期間中の「中之条町」は「中之条町」ではないようです。
そのくらい町全体の雰囲気が異なります。

もちろん、どちらが「良い」とか「悪い」とかそういう話ではなくて、
2年間、730日のうち、ビエンナーレは31日、
残りの699日はとても穏やかで静かな町なんです。

きっとみなさん、会期中は限られた時間の中で作品鑑賞に追われて
ゆっくりお食事をしたり景色を眺める余裕がおありじゃないのでは?

準備期間こそ、「自然あふれる中之条町」を楽しむチャンスです。
ゆっくりあせらず召し上がっていただきたい、
美味しいお蕎麦屋さん、定食屋さん、ラーメン屋さんもありますよ。

・・・はい!
だいたいこのような内容をお伝えしたかったです!
つまり「ビエンナーレがない時期も中之条へ!」です。
結局のところ「みんな中之条に遊びに来てね!」です。笑

とっさに話すラジオの生放送と、ちょっとは考えて書く文章と…
どちらの方が想いが伝わるのでしょうかね~。

もはや自己満足のブログになっていますが
・・・末長くお付き合いください。

中之条町では時々、こんな風にお外でミーティングをしている
ビエンナーレスタッフに出会えるかもしれませんよ。

 

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(戸部)

新たな会場を探して旅に出る

お久しぶりです!
気がつけば7月1日に更新してあっというまに1ヶ月近く経ってしまいました!
なかなかブログを更新するというのは慣れるまで大変そうです。

さてさて、今日も準備年のお話しを!!

ご存知の方も多いかもしれませんが、
中之条ビエンナーレではたくさんの会場候補の中から
作家さんがご自身で展示会場を選定します。
もちろん人気の会場は競争率が高く、
全員が希望通りの場所で展示できるわけではありません。

作家さんにより多くの選択肢をご提示できるように
実行委員会では毎回新たな会場を開拓しています!

先日も地域の方から「ぜひ使って!」と嬉しいお声をいただき、
新たな会場を求めて実行委員さんと一緒に
沢渡、暮坂、そして六合エリアへ行ってきました。

少しだけ散策の様子をご紹介します。

▼まずは河原でお弁当タイム
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川の流れを眺めながらのお昼は最高でした~!
まさかのそのまま昼寝希望の人続出・・・。苦笑

▼いちはやくお昼を済ませ・・・
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川ではしゃぐ山重ディレクター。
ちなみに川の水はと~っても冷たかったです。

▼沢渡温泉は坂道がたくさん
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お客様の気持ちになって「駐車場が遠い~」
「この辺に会場があると頑張って歩けるかも!」なんて会話も。

▼暮坂峠を越えて六合へ
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たくさんの緑に囲まれて風が気持ち良かったです!

▼あのシルエットは!?
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写真だと分かりにくいですが、ビエンナーレのロゴでおなじみの
あのカモシカさんです!!!
六合エリアでの遭遇率は高いとは聞いていましたが、
まさかお会いできるとは!

▼少し足を延ばして尻焼温泉へ
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写真では伝わりませんが、実はこの川は温泉なんです!
「え?何言ってるの?」と思った方は
どうぞ中之条町の観光協会へお問い合わせを!笑

こんな感じで(?)中之条の自然を満喫しながら会場を探してきました!
中之条には作家さんやお客様にお見せしたい景色が
たくさんあると改めて感じました。

とても開催期間の1ヶ月では皆様にお伝えできません。
もっといろんな季節に中之条に足を運んでいただきたいな~と。

そして今回新しく見つけた会場も、
地域の方が「ぜひ使って」と紹介してくれた会場も
作家さんが選ばなければ会場にはなりません。

地域の方と作家さん、両方の想いがつながって初めて
ビエンナーレの展示会場として皆様の目に触れるのです。
実行委員会と事務局ができるのはそのお手伝い。

素敵な空間づくりをお手伝いできるよう頑張ります!!

2017年はどんな会場が増えるのか!
お楽しみに~!

(戸部)

作家募集開始から今日で1ヶ月!

このところの中之条町は雨続きでちょっとブルーですが
「今日は何冊ポートフォリオが届くだろう?」
と、郵便屋さんと宅急便のお兄さんがくる時間は毎日ドキドキです。

さてさて作家さんにはお馴染の「ポートフォリオ」ですが、
一般の方で初めて聞いた!という方もいるのではないでしょうか?
実は私は数年前に事務局に入って初めて知りました(*_*)

すごく簡単に説明すると・・・
ご自身の作品やコンセプト、略歴などをわかりやすくまとめた作品集です。
その「ポートフォリオ」で各作家さんの作風や雰囲気を拝見して
中之条ビエンナーレの作家選考を行うわけです。

入試や就職試験でいうところの自己PRを兼ねた履歴書みたいな感じでしょうか?
そう言うと冷たい印象になってしまいますが、
作家さんの想いや情熱が伝わってくるのが「ポートフォリオ」です!

ご自身の世界観を1冊のファイルで表現するわけですから
「ポートフォリオ」を作成するのはとても大変です!
お忙しい作家さんはきっと「ポートフォリオ」を作成するのも大変なはず!
そこで今回の募集からWEBでの応募も始まったわけです。
少しでも応募して下さる作家さんの幅が広がればいいなぁ~と。

ふと思い出したのですが…
前回の参加作家の中でポートフォリオのファイルに
値段シールが張ったままの方がいました。

締め切り間際に急いでファイルを買ったのでしょうか?
それとも細かいことは気にしない性格だったのでしょうか?
今思えばそれも表現の一部だったのかもしれません・・・ね。

ともあれ、シールの剥がし忘れくらいは笑い話になりますが、
せっかく想いをこめて作ったポートフォリオなのに
大切な情報に漏れがあると大変ですから、
ご応募をお考えの方は発送前に今一度ご確認くださいね。

長々と「ポートフォリオ」を説明してみましたが、
はたして文中に何回「ポートフォリオ」って出てきましたかね?
これで初めて聞いた方もしっかり覚えましたか?笑

(戸部)