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チャツボミゴケ公園が国の天然記念物に!

みなさまこんにちは!
今日は嬉しいお知らせです!

すでにご存じの方もいるかもしれませんが・・・

2月9日、
群馬鉄山の鉄鉱石の鉱山跡である中之条町入山の
「六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地」が
文化財保護法に基づく国の天然記念物に指定されました!

拍手!!!!!!!!!!!

さて、旧六合村エリアにあるこのチャツボミゴケ公園ですが、
中之条駅や中之条町役場から車で1時間ほどの場所にあります。
展示会場にもなっている六合の赤岩エリアよりさらに奥です。

チャツボミゴケ公園の見ごろはいつだかご存知ですか?
どうもネットなどで調べると
5~6月のつつじが咲く頃、
10月~11月の紅葉シーズン、などが人気のようです。

ですが!
中之条町と自然をこよなく愛する私のお勧めは・・・
ずばり!今です!

チャツボミゴケ公園のホームページのトップには赤字で
「12月1日から翌4月下旬まで冬季閉鎖となります。
入場、見学はできませんので、ご了承ください」
と、明記されておりますが・・・
こんなツアーがあるのをご存知ですか?

チャツボミゴケ公園スノーシュー ハイキング

中之条町観光協会が企画するスノーシューハイキングのツアーです!
なんと、冬期閉鎖中の公園内にこのツアーのみ
入園が許可されているという奇跡のツアーです!

おそらく、国の天然記念物に指定されたこともあり、
今年の春から観光客がどんどん増えるのではないかと思います。
せっかくなら旬の話題を先取りしましょう!

そんな訳で私も近日中に遊びに行ってきます!
そしたら写真をアップします!ぜひお楽しみに~(@^^)/~~~

・・・おっと。

またしてもビエンナーレに関係ない話題と思うかもしれませんが、
それは違いますよ!!!!!
くれぐれも公式ブログの私物化ではありませんよ!

作家さんは中之条町に滞在していろんなことを体験します。
「中之条の大自然に触れる」というのもその1つです。

もちろん参加作家全員がチャツボミゴケを訪れるわけではありませんし、
コケを見ないと作品鑑賞ができないわけでもありません。

でも少なからずその景色や歴史に興味を持つ作家さんもいて、
作品に何らかの影響を与えている可能性がある訳です。

中之条ビエンナーレをより一層楽しんでいただくためには
まず中之条町そのものを知っていただくのが一番だと思っています!

ネットや本で町のことを調べていただくのもいいですが、
どうしてこの町でビエンナーレが行われているのか、
作家さんはこの町で何を感じてその作品を作ったのか、
ぜひご自身で体感して欲しいと思います!

中之条の歴史や自然などたくさんのとこを知れば知るほど
作品鑑賞が楽しくより有意義なものになるはず!です!

そんなわけで!
チャツボミゴケ公園!
よろしくお願いします!

そんなわけで!
詳しくは中之条町観光協会に!

(戸部)

1月27日顕彰式

群馬会館にて第5回ぐんま 街・人・建築大賞の顕彰式が盛大に行われ、
中之条ビエンナーレ実行委員会もお招きいただきました。

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顕彰式の後には賞を受賞した各団体の活動紹介が行われ
中之条ビエンナーレ実行委員会は山重ディレクターが
立ち上げから現在に至るまでの活動を
写真を交えながらお話しして下さいました。

もちろん今年開催の「中之条ビエンナーレ2017」の紹介もばっちりです!

審査委員長の見城美枝子様からは
「実行委員会はもちろん、
共にビエンナーレを作り上げている町民1人1人にも賞を贈りたい。」
と大変ありがたいお言葉をいただきました。

今回、一緒に賞を受賞した各団体は活動紹介の際に、
実演をして下さいました!!!
どちらもとてもかっこよくて私たちが大賞とは
とても恐れ多く感じてしまいました。

せっかくなので少しだけ紹介します!

【文化伝統賞 下南室太々御神楽保存会様】
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神楽や獅子舞などたくさんの演目があるそうです。
正確な数はちょっと忘れてしまいましたが、
それだけの文化を伝承しているみなさまに本当に頭が下がります。
今回は時間の制限があり、一部を抜粋しての披露でしたが
ぜひ機会があれば全て拝見したいと思いました。

【奨励賞 高崎頼政太鼓様】
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全く雰囲気の違う曲を2曲披露して下さいました。
男性陣の力強い太鼓の音は圧巻でしたが
なんといっても女性陣の凛とした美しさにもう釘付けでした!
かっこいいな~とほんとそればっかりです!!!!

思わず演奏後に「かっこよかったです!」と声をかけましたが、
もっと自分の感情を表現する言葉を身につけたいと思いました。苦笑

今回の顕彰式には過去4回の受賞者の方々もいらしていました。
少しお話しする機会があったのですが、
同じ群馬県内のことでも知らないことが
たくさんあるんだなぁと実感しました。

ぜひ皆さんもこの2組はもちろん、
ぐんま人・街・建築顕彰会のご活動に今後ご注目ください。

翌日には山重ディレクター、椎葉実行委員長が
町長へ顕彰式の様子などをご報告に伺いました。

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来月の中之条町広報にも記事が掲載されるようです!
ぜひぜひ町民の方はチェックして下さいね(^^)

そしてガラス製の表彰盾はしばらくの間、
中之条町役場の受付横に飾っていただくことになりました!

中之条町役場に来る機会がある方はぜひ一目見ていってくださいね~

(戸部)

第5回 ぐんま 街・人・建築大賞 受賞!

みなさま!

すでに新聞などでご存知の方もいらっしゃるかもしれまっせんが・・・

このたび、中之条ビエンナーレ実行委員会が
ぐんま 街・人・建築顕彰会主催の
「第5回 ぐんま 街・人・建築大賞」を
受賞いたしましたので謹んでご報告申し上げます。

「ぐんま 街・人・建築大賞」とはぐんまがこれからも豊かで、
個性あふれる永続的な発展を続けるために
ぐんまに係わりのある優れた街づくりや建築活動、
またそこで貢献されている人々に焦点をあて、
その取り組みを顕彰し県民の皆様に知っていただくことで、
取り組みへの支援とぐんま及びわが国の発展に
寄与しようとすることを目的とした顕彰制度です。

とても嬉しいのは「中之条ビエンナーレ」のイベントとしてでなく
「中之条ビエンナーレ実行委員会」として受賞したことです。
実行委員会の活動が2年に1度のアートイベントを
作り上げるためだけでなく継続したプロジェクトとして
認められつつあるように感じられます。

自分たちの活動に注目し今後の展開に期待してくれている方々が
いるというのは本当に嬉しいことです。

実行委員会の活動や「中之条ビエンナーレ」という単語が
中之条町や群馬県に興味を持つきっかけになるかもしれないんですね。
きっかけは何であれ1人でも多くの方が中之条町や群馬県を
訪れてくれればいいと思っています!!!!!

中之条ビエンナーレ実行委員会を支えて下さる方々に感謝です!
いつもいつもありがとうございます!
中之条ビエンナーレ2017も頑張ります!

そして!なんと!
今週の日曜日に前橋で顕彰式が開催され、
実行委員会の取り組みをご紹介させていただきます。
入場無料でどなたでもご参加いただけますので
ぜひお時間がある方はお出かけください。

【第5回ぐんま街・人・建築大賞顕彰式】
2017年1月29日(日)
14:00-16:10
群馬会館2階ホール
群馬県前橋市大手町2-1-1
入場無料・粗品進呈

第1部 「群馬県立前橋女子高等学校吹奏楽部」ミニコンサート
第2部 「ぐんま 街・人・建築大賞」顕彰式/受賞者の取組み紹介

中之条ビエンナーレ実行委員会の代表として
椎葉実行委員長と山重ディレクター、
そして私もちゃっかり登壇する予定です。(^^)

はて、何を着ようか・・・。

(戸部)

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ中之条ビエンナーレ2017の開催年となりました。
もう年が明けて2週間以上も経過しているとは驚きです。

例年、作家さんが中之条町にリサーチや制作のために町に
訪れはじめるのは暖かくなる3月頃からですが、
今年はもう動き出している作家さんが多々いらっしゃいます。

寒過ぎて活動に支障が出てしまうのでは!?
と、心配しておりましたが
とてもありがたいことに寒い寒い冬の中之条町を
楽しんで下さっているようです。

中之条町では毎年1月14日に行われるお祭りがあります。
群馬県重要有形無形民俗文化財指定の「鳥追い祭」です。
もちろん今年も1月14日に雪が降る中行われました。

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今年はこのお祭りに興味を持った作家さんが
リサーチにいらしていました。

せっかくなら開催前にこのブログでも
お知らせすれば良かったと反省しております。

このお祭りをすでに知っている方はもちろん、
彼の作品を通してこのお祭りを知る人は特に、
来年の鳥追い祭りが楽しみになること間違いなしですね。
来年の1月14日は日曜日なので旅行のご予定も立てやすいですね。
そうゆうことでよろしくお願いします(^^)

お祭りを楽しみすぎてろくな写真がなくて申し訳ないです。
気になった方は調べてみてください~

さて、連日テレビでは大寒波のニュースが続いておりますが、
中之条町もしっかりと降り積りましたよ~!
今朝の中之条町役場周辺の写真です。

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こんなに降ると長靴出勤です。笑
帰る頃には間違いなく凍るのでとっても危ないです。
皆様もどうぞ足元には十分お気を付け下さい。

また、冬期の間に中之条町へお越しの方は
観光協会や温泉協会などへ事前に道路状況を
確認する事をおすすめいたします。

2017年も相変わらずゆるめのブログを
どうぞよろしくお願いいたします!

(戸部)

2017年まであと数日

2016年があと数日で終わり、
いよいよ開催年の2017年がやってくるとは信じられませんね。

中之条ビエンナーレのように2年で1周期の仕事をしていると
時間の流れが本当に早く感じます。

思い返せば6月に作家募集からの半年はあっという間でした。
特に中之条ビエンナーレ2017に参加が決まった作家さんにとっては
濃い半年になったのではないでしょうか。

なかには中之条町や中之条ビエンナーレをこの間に
初めて知ったという方もいるかもしれませんね。
オープンまでいよいよ9ヶ月ですよ!

ところでビエンナーレ終了後に作家さんの間でささやかれる
こんな言葉をご存知ですか?

「nakabiロス」

よく芸能人の結婚や、人気のテレビドラマが終了した時に使われる
○○ロスと同じ意味あいです(^^)

中之条ビエンナーレが終わってしまって寂しい、
中之条町に出かける機会が減ってしまってつまらない、
山の木々や澄んだ空が懐かしい、
美味しい空気と温泉が恋しい、
中之条町に遊びに行きたい・・・

例年、開催が終了した10月中旬から年末にかけて
必ずこの症状に陥る作家さんが多々いらっしゃいます。
時折、作家さんの他にも地域の方々や
熱心なファンにもこの症状が見られます。

中之条ビエンナーレを通してそんなにも
中之条町を好きになって頂けるって嬉しいことですね。

事務局としては「nakabiロス」の人口をどんどん増やして
中之条ビエンナーレの開催がない時でも
中之条町に足を運んで頂けるようにしたいものです。

来年の年末には1人でも多くの「nakabiロス」が増えるよう
精一杯頑張りたいと思います!

2016年、中之条ビエンナーレにお力添えくださったみなさまに
心よりお礼申し上げますとともに
2017年が中之条ビエンナーレに関わる全ての人にとって
実り豊かな年となりますようお祈りいたします。

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写真は年内最後の実行委員会にて撮影

みなさんとってもいい笑顔です。
2017年もこのメンバーで全力で駆け抜けます!

(戸部)

風花が舞う季節

中之条町は毎日、寒い日が続いておりますが、
それだと春までブログの書き出しが全て一緒になってしまいます。
何か別のことを考えなくてはなりませんね。
…次回までに考えておきます。

さてさて、本格的に滞在制作が始まるのは春からですが、
冬の間も作家さんがリサーチに訪れています。
先日は都内にお住まいの作家さんがお越しくださいました。

何の気なしにお話しをしていてふっと通じない言葉がありました。
みなさんは「風花」という言葉はご存知ですか?
「かざはな」と読みます。
(地方によっては「かざばな」とも読むそうです)

作家さんに自分なりの解釈で説明すると初めて聞いたと…。

もしや標準語と思いこんでいる方言なのかもしれない!
と、調べてみましたがやはり標準語でした。

「風花」
晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。
あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、
小雪がちらつく現象のこと。
からっ風で有名な静岡県や群馬県でよく見られる。

なるほど!
そもそもこの現象自体が東京では珍しいのかもしれない!
と2人で納得してしまいました。

中之条の方、群馬の方は
「知らないわけないだろう」と思うかもしれません。
でも、知らないものは知らないんですよね。
その作家さんが今まで出会う機会のなかった言葉だったのでしょう。

なんだかその方の世界を少し広げたようで
ちょっと嬉しいような誇らしいような気持ちになりました。

「風花が舞う」って、
冬の訪れと雪の降る前触れを知らせる美しい言葉だと思いませんか?
もう楽しい冬が今にも始まりそうでとってもワクワクしませんか?

ぜひ皆さんも機会があったら「風花」使っていきましょう!

それではさっそく
風花が舞う四万温泉の情緒ある景色を…

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・・・なかなか風花の写真を撮るのは難しいですね。
機会があれば再チャレンジいたしますのでお楽しみに。苦笑

先日、ビエンナーレではすっかりお馴染みの作家さんから
「ブログ読んだよ」と嬉しいお声をいただきました!
誰が読んでいるのだろうと言い続けてきましたが、
作家さんまで読んで下さっていたとは・・・
身が引き締まりますね(*_*)

作家の皆様!!!!!

年明けごろから徐々にみなさんのご紹介や
制作状況なんかもお伝えしていきたいと思います!
お声がかかった作家さんはご協力よろしくお願いいたしますね(^^)

(戸部)

あら、気がつけば12月

久しぶりの更新となってしまいました…。
何事も継続するというのは難しいものですね。
そう考えると10年以上かけて地域に根差してきた
中之条ビエンナーレってすごいな!と改めて実感いたします。

この1ヶ月、何も事務局は遊んでいたわけではありません!
中之条ビエンナーレ2017にむけた
非常に重要な会議が繰り返し行われていたのです!!

それは・・・
各作家さんの展示会場を決める会議です!

9月29日~10月2日の日程で作家オリエンテーションが開催されましたが、
作家さんは自分が展示したい会場を第三希望まで選びます。

希望会場と作品のプランの提出期限が11月6日。
そこからが事務局は大忙し…。

全員が違う会場を希望して下されば苦労も有りませんが
もちろんそんなことはあり得ません。
予期せぬ会場に希望が殺到したり、
素敵な場所なのに希望者がいなかったり…。

それらを取りまとめるのですが、それがもう大変!

AさんとBさんの第一希望が一緒で、
でもBさんの第二希望はCさんが希望していて、
Cさんを動かすと今度はDさんの希望が通らないし、
別の会場を提案してみるのも手だけど、
Aさんをこっちに動かすとここが空いて…

それはもう終わりのないパズルです。

「どの会場で誰が展示をするか」
それは事務的に片づけてしまえばすぐに片付くことかもしれません。

でもでも!
中之条ビエンナーレ2017全体の雰囲気に関わる非常に重要な案件です!
作家選考と同じくらい、むしろそれ以上と言ってもいいくらいです。
そしてせっかく中之条町で展示をしていただくからには
気に入った会場で全力を出し切って頂きたいわけです。

例え希望が通らなかったとしてもご要望をお聞きし、
時にはこちらの提案をお伝えし、
ご納得いただけるように話し合いを重ねます。

まさに「芸術祭を作っている」と実感する時間ではありますが、
なかなか根気のいる作業です。

調整はいつまでも終わりません…(;_;)/~~~

そんなわけでブログでの情報発信がおろそかになってしまいました。
今日は言い訳のような内容でお送りしてきましたが、
ここで無理やり季節の話題でも…

11月24日、関東全域で雪が降りましたが
中之条町でもしっかりと積りました!

すっかり冬の中之条町をご覧ください。

≪朝8時頃≫
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≪お昼に役場の会議室から≫
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11月中にこんなに降るのはとても珍しいです。
例年ですとしっかりと積るのは12月下旬ごろでしょうか。

毎回驚くほどふわっとしたブログですが、
中之条ビエンナーレ2017をいろんな角度からお楽しみいただけるよう
情報を発信していきたいと思います!

引き続きご愛読をよろしくお願いいたします!

(戸部)

かけがわ茶エンナーレ

先日、静岡県掛川市で行われた
「茶エンナーレセッション」へ行ってきました!

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来年の10月に開催される「かけがわ茶エンナーレ」にむけて
全国各地のアートプロジェクト関係者を招き、
まちづくりにおけるアートの持つ可能性や課題等について語り合う!
・・・ということで中之条ビエンナーレ実行委員会事務局にも
出演のお声掛けをいただきました。

地域密着型のアートプロジェクトとして中之条町に
様々な視察団が訪れることはよくありますが
今回のようにお招きいただくのは非常に珍しいことです!

これからアートプロジェクトを立ち上げるという地域で
どのようなトークが繰り広げられるのかとても興味があり
私も無理を言って連れて行ってもらいました。

中之条から参加したのは町役場の職員ですが、
様々な立場の方がパネリストとしてご出演していました。

それぞれ地域によって異なる問題、
課題は山積みでご苦労も多いはずなのに
どなたもご自身の活動をとても楽しんでいらっしゃるように感じました。

何より他のアートイベントの運営に携わる方々から
現場の生の声をお聞きする良い機会となりました。

今回のトークセッションでもしきりに
「手間をかける大切さ」や「人同士の繋がり」や
「数字では見えない豊かさ」などが語られましたが、
本当にその通りだと思いました。

恥ずかしながら今回のご縁がなければ
掛川に出向くことはなかったかもしれません。
でも、茶エンナーレ関係者をはじめ多くの方とお話しし、
美味しいお茶でおもてなしいただき・・・
私が中之条町や田舎の暮らしが好きなように
掛川の人も自分の町やお茶の文化が好きなのだと知りました。

人に誇れるまちや文化があるって素晴らしいですよね!
熱い人がたくさんいる掛川が好きになりそうです!

立ち上げに向けて手探りだとお話ししていた担当者さん、
遠く中之条町から応援しております!

日本有数のお茶の産地掛川!
2017年にどんなことが起こるのか楽しみです!

最後に茶エンナーレスタッフおすすめの掛川城です!

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かけがわの興味を持った方はどうこちらへ・・・
かけがわ茶エンナーレ公式ページ

(戸部)

煙突について考える。

古い建物を会場として使用する中之条ビエンナーレでは
建設当時の設計図や間取り図などが残っていないことがほとんどです。

ですが作家さんが作品を制作するにあたり、
会場の広さはとても重要な要素の一つのようです。

作品プラン提出が迫ったこの時期は多くの作家さんから
会場の寸法や間取りについて問い合わせがきます。
床の面積、天井の高さ、窓の位置・・・

作家さんのほとんどは県外にお住まいですから、
なかなか気軽に中之条に来て採寸、とはいきません。
そこで事務局スタッフは作家さんの代わりに寸法を調べたり
古い資料を探したり・・・会場を駆け回ります!

廃校の図面なら町に資料があったり、
小さな建物なら簡単に採寸ができます。

ところが!そんなある日!
難題がきました!!

 

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「廣盛酒造の煙突の高さはどのくらいですか?」

むむむ?
簡単そうに見えてこれはかなりの難題です。

案の定、資料がないので計測する事に・・・
まさか煙突に登ってメジャーを当てるわけにもいきません。

なんとかあの手この手を駆使し、答えを編み出しました。

が!
今更ながらあることに気がつきました!

外から見るととても立派で目立つ煙突なのに
建物内のどこに繋がっているか考えたことがなかったと!

煙突の始まり部分を間違いなくこの目で見ているのに
外と中で見るそれらは今日まで頭の中で全く一致していませんでした。
不思議なものですね~。
良く考えなくても当たり前なのに
普段どれだけ頭を使っていないのか考えさせられました。

みなさんは廣盛酒造の煙突について考えたことがありましたか?
廣盛を訪れたことがある方ならどこに繋がっているか
すぐお分かりになるかもしれませんし、すでにご存知かもしれませんね。

廣盛酒造にいらした際には
まず建物に入る前にこの煙突を眺め、
何mあるか考えましょう。

そして建物のどこに繋がっているか
わくわくしながら中に入って下さいね(^^)

(戸部)

海外アーティストと秋の中之条

今日は10月12日・・・
1年後には中之条ビエンナーレ2017の会期が
終了していると思うと早いものですね!

心地よい達成感に浸れるように頑張らねばと気が引き締まります!

さて、作家オリエンテーションは終了しましたが、
町には続々と作家さんが訪れています。

先日は別の展覧会で日本に滞在中の
台湾、チェコ、カナダの作家さん5名が
中之条町にいらしてくださいました!

せっかく遠くから田舎までお越し頂いたので・・・
ディレクターと一緒にはりきって町を案内しました。

【岩本の大瀧不動尊】

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山重ディレクターのリクエストでどんどんと山奥へ・・・
私も初めていきましたがとても神秘的で、
川の流れる音がとても心地よい場所でした。

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冬になるとこの滝が凍るそうです。
※熊出没注意です!

【奥四万湖】

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これが噂の四万ブルーです!
水の成分が青を良く反射する影響でこんな色に見えるんですよ~
ちなみに季節や水量、天気で全く違う色に見えるという不思議!

【四万の甌穴群】

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天気が良い日だったのですがやはり水は冷たかったです。
とにかく岩場が滑るのでスニーカー必須です。

日本の温泉や神社、田舎の景色は
彼らの目にどのように映ったでしょう?

ここ数日で朝晩は一段と寒くなってきたので
そろそろ紅葉シーズンが始まります。
1年後の中之条ビエンナーレでは作品をゆっくり見て頂きたいので
今年のうちに田舎の秋を楽しみにいらしてください。

まだまだご案内したいスポットは尽きません。
3連休で稲刈りもだいぶ進み、晩秋の風景に移り変わってきました。
つまり新米の季節です!
美味しいお米は何よりも幸せを感じれますよね!

さぁ、美味しい新米を食べに中之条町へ!(*^^)v

(戸部)