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中之条の秋は短い

中之条の秋は短く、夏が終わるとあっという間に冬がやってきます。
短い秋の風景をお伝えするために9~11月は
たくさん写真をアップできるように頑張ります。

さてさて連日、テレビでは台風の進路が伝えられていますが、
稲刈りを控えた田んぼを眺めては心配になります。
収穫前のたっぷり実をつけた稲は穂先が重くて倒れやすいんです。

倒れるのが先か、収穫が先か・・・駆け引きですね。
って何の話をしているのでしょう。

良くわからないついでに田んぼの話をします!

私の実家では田植え、稲刈り、籾すりは家族の一大イベントで
お手伝いしないと「米を食べる権利はない」とよく言われました。

朝早くから親戚が集まって、
大人も子供も泥だらけになって作業をして、
みんなで軽トラの荷台でお茶をして、
仕事の後はゆっくり温泉につかって、
夕方にはごちそうを囲んでお酒を飲んで・・・

ずっと「当たり前」だと思っていましたが
現代においてはわりと貴重な経験であったと最近気がつきました。

そして今年の稲刈りは再来週だと父から連絡がありました。
きっと来年はビエンナーレが忙しくて田んぼのお手伝いは
できそうにないので今年はしっかり働いてきます。
「米を食べる権利」2年分取得のため!!!!

さて、いよいよ話しが良くわからない方向に脱線しておりますね。
どうにか公式ブログらしくしなくてはなりません。



みなさんが来年、中之条を訪れるのはまさに稲刈りの時期ですね!

会期前半なら風になびく穂波が美しい田んぼ
会期後半なら規則正しく並ぶ稲株が美しい田んぼ・・・
タイミングが合えばまさに稲刈り中の風景もご覧いただけますね。

乾いた稲と土のにおいが心地よい時期です。(^^)

1年後の稲刈り風景をよりお楽しみ頂きたい方は、
田植えシーズンの5月頃から中之条に足を運ぶことをお勧めします。
目に見える稲の成長はもちろん、
季節ごとの匂いや風の音、虫の声も感じて頂きたいです。

なにより成長を見守るとより一層お米が美味しく感じますよ!
それが一番ですね。

こちらは少し前に伊参エリアで撮影した田んぼ

IMG_2905

 
今頃はもう少し色づいてきているでしょうか?

(戸部)