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拝啓、うつり住みまして

11月19日~12月11日の約3週間、中之条ビエンナーレをきっかけに中之条町・群馬県内に移住した13組のアーティストによる「拝啓、うつり住みまして」という展覧会が中之条町で開催され、先日無事に終了しました。
中之条ビエンナーレ事務局も準備や受付などお手伝いさせていただきました!

実は、この拝啓展は今回が第2回目となります。第1回目は2018年に開催され、その時は中之条に移住した6組のアーティストが参加しました。
それから約4年。今回は中之条のみならず県内に移住したアーティストが参加する形となり、参加アーティストが倍に増えたため、旧廣盛酒造のメイン会場をはじめ、旧綿貫電機・旧まんじゅう屋・旧井上畜産というちょっぴり中之条ビエンナーレ気分を味わえるような会場と規模での開催となり、それぞれのアーティストが個性豊かな作品を発表していました。
受付には、参加アーティスト自身が毎日交代でシフトに入って対応をしていたので、今日は誰に会えるのかと楽しみに来る方も多かったようです。

『こんなに素晴らしい作品を無料で見ていいんですか?』と驚かれる方ばかりで、『見落としがあったらもったいない!』と、時間さえあれば何回も足を運んでくださるお客様も多くいらっしゃいました。
少しずつ作品の様子がバージョンアップされていくものもあったので、毎回新しい発見があってその変化に気付く楽しみもあったようです。
また、当初は予定していなかったアーティストトークが会期後半に急遽開催され、十分な広報もできない状況だったにも関わらず、たくさんの方にお越しいただき大盛況となりました。

13組のアーティストの内、9組が3日間に分けてトークを行い、寒さとの戦いもありつつ来場したお客様は熱心にアーティストの話に耳を傾けていました。
トークの内容によって、会場がピリッと静寂な雰囲気になったり、大きな笑い声に包まれたり…。
その場に居ないとわからない空気感や一体感、お客様とアーティストの表情、声のトーンなどを体感できるのはやっぱりとても心地よいものでした。

これは私の個人的な考えですが『うつり住む』というタイトルのように、アーティストは旅人の一面もあると思っているので、次回も同じメンバーでの展示は見られないのかもしれません。
このメンバーで、この場所で開催できた今回の拝啓展は非常に価値のあるものだったのではないでしょうか。

この先の中之条町周辺にアーティストに限らずまた新しい風が入ってきたとき、どのような変化が訪れるのか今からとても楽しみです。

(Mina)