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「復活」

新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた伊勢町祇園祭が3年ぶりに復活。
9/3,9/4の2日間に渡り開催されました。

「伊勢町祇園祭は、『半年にわたる農作業の疲れを癒し、豊かな恵を神に感謝すること』と、『伝染病発生の多いこの時期の、疫封じの神「牛頭(ごず)天王(てんのう)」への信仰』という、二つの意味が合わさった行事といわれています。 (中之条町観光協会HPより引用)」

それぞれの地区の名前が入ったお揃いの法被とハチマキ姿ですっかり《祭りの人》に変身している町民の皆さん。
道沿いに並ぶ出店から美味しそうな香りが漂い、色鮮やかな山車と賑やかな祭囃子…。
ん-!そうそう、この感じー!!!これぞ日本のお祭り!!!たまらない…
普段とは違う雰囲気の町民の皆さんのお祭り姿が、かっこよすぎて…emotional.

まだまだコロナの影響もある中で、このような大規模の催事を決行することに葛藤もあったと思いますし、
3年ぶりの復活となったので準備段階からさぞ大変なことも多かったのではないでしょうか。
本当にお疲れ様でございました。そして、開催してくださり本当にありがとうございました。

そんな伝統ある素晴らしいお祭りの「千人踊り」という行事に中之条ビエンナーレ事務局スタッフも参加させていただくことに。
事務局スタッフには、地域おこし協力隊として県外から移住してきたメンバーがほとんどなので、「自分の地元では体験出来ないお祭りの雰囲気が楽しめる。」と、かなり喜んでいましたー!

踊りの演目は【中之条音頭】と【マツケンサンバ】
(なぜマツケンサンバがチョイスされているのか聞きそびれました)
実は1回だけ、仕事終わりにツインプラザへ集まって地元の婦人会の方に教えていただきながら練習会に参加しましたが、なかなか複雑な踊りでダンス初心者には難易度が高く1回だけではほとんど覚えられず(泣)
筆者は沢田地区出身なので、【四万の湯けむり】だったら踊れるのですが…!
しかしもう、とにかく踊るしかないのです!やったるぞ。

前日は雨でしたが、本番当日は青空が広がり夏が戻ってきたような陽気に。
中之条町役場の法被をお借りして一気にお祭り気分になる事務局スタッフ。
ずらーっと長い列に並んで、いよいよ千人踊りスタート!!

事務局スタッフ、踊るのに必死過ぎてみんな真顔です。


千人踊りは、中之条駅前の交差点からスタートし伊勢町のファミリーマートでゴール。
【中之条音頭】⇔【マツケンサンバ】をひたすらリピートしながら約650mほどを踊りながら進んでいきます。

\\暑い!!踊りわかんない!!意外と距離ある!!前列のZEROSENギャルたちが元気すぎる!!//

いろんなことに圧倒されながら必死に見様見真似で踊ります。
そしてゴールした瞬間の達成感、それはそれは爽快でした。普段は車で通っている道を自分の足で踊りながら進むなんて、よく考えれば貴重な体験ですよね。
めちゃくちゃ楽しかった。本当に参加出来て幸せでした。ありがとうございました!

夜になって最後はフィナーレの八木節踊りからの一糸乱れぬ祭囃子。ものすごい迫力と完成度です。
きっと、それぞれ学校やお仕事終わりに時間を割いて夜遅くまで練習されたのでしょうか。
皆さんの情熱に胸が熱くなりました。

来年も伊勢町祇園祭が開催されるとしたら中之条ビエンナーレ2023本展スタートの約1週間くらい前の時期なので事務局はかなりバタバタな時期かと思われますが、ぜひまた参加させていただけたら嬉しいです。
次回は完璧に踊れるようにばっちり練習したいと思ってます!笑
その時に中之条に滞在している作家さんもぜひ一緒に踊れたら最高ですね~

2022年の夏は、素敵な思い出を私たちに与えて過ぎ去って行ったのでした。

未来の中之条は君たちに託した!

(Mina)