なんと!
今週の月曜日に中之条ビエンナーレ2017の参加作家さん第一号が
中之条町にお越しくださいました!
作家オリエンテーションは今月末から来月にかけてですが、
海外在住の方でちょうどご帰国されていらっしゃるということで
一足早く町内をご案内させて頂きました~!
メールで連絡を取り合っている作家さんと
実際にお会いするのはいつもとてもワクワクします。
ましてや中之条町を初めて訪れる方となると、
今日のご案内が中之条町の第一印象になるわけですから責任重大です!
大げさにいえば作品に何らかの影響を及ぼしかねません!!!
久しぶりのこの感覚に「あ~また今年も始まるんだなぁ」
と、朝からなんとも不思議な気分でした。
この町で生まれ育った私からしたら見慣れた風景ばかりですが
初めて訪れる方にはとても新鮮なようで
「あれは何ですか?」
「このお店はもとは何屋さんでしたか?」
「廃校になったのはいつですか?」
「いつごろ建てられましたか?」
たくさんの質問を投げかけられ、
なかなか知らないことが多いと気がつかされます。
そして自分の知っている「中之条町」をお伝えしようとすると
意外とフワフワした情報ばかりであまりお役には立てないのです。
むむむ。
勉強不足で申し訳ない限りですが
事務局としては情けない返答はできません!
そんな時は・・・
「ざっくり概要だけお話ししますので
気になったらご自身で調べてみて下さい。
詳しい方のご紹介は致しますが
リサーチも作品の一部ですよ(^^)v」
さぞ偉そうなことをお伝えします。笑
作家さんごめんなさい。私、強がりなんです。
実は今日の会場案内で気になることがあったので
後で調べてみようと思います。
親都神社(チカトジンジャ)の境内にある御神木の大ケヤキ。
推定樹齢が700年とは初めて知り、
もっと詳しいことを調べたくなりました!
写真を撮ろうとカメラを向けると
大きすぎて完璧に見きれてますね。
気を取り直してもう一枚!
作家さんと一緒に眺めていたらとても美しく感じました。
思えば今まで当たり前に「そこにある木」で
きちんと向き合った事がなかったのかもしれません。
写真を撮ったのも恐らく初めてです。
中之条を初めて訪れる人が「知りたい」と思うのはもちろん、
その好奇心にかきたてられてずっと住んでいる人が
こうやって改めて土地を見つめ直すって
本当にすごいことだなーと思った1日でした!
今日ご案内した2人の作家さんには
この町はどんな風に映ったでしょうか。
「当初、考えていた作品とは違うものを作るかもしれない。」
そう言い残してご帰宅されました。
(戸部)