子どもの頃から青い空の色への執着が強く、毎日、雪山に登り、ただひたすらに白い雲を見てスキーで滑り降りてくるという冬を過ごしていました。
東京でグラフィックとエディトリアルのデザイナーをしていて、いつも思うことは陽のあたる草の匂いと、夜の虫の声だったかもしれません。
そしていつしか気がついたら群馬の森の中に住んでいて、冬には小さな雪山登山学校の校長のお仕事になっていました。

中之条ビエンナーレの出品は今年で4回目。
制作のあいまに、大空を見上げると白い雲と、そして遠くから虫の声も聞こえます。すっかり中之条の情緒にとりつかれて、何にもかえがたい幸せの時間が過ごせると思うとほんとうに楽しみです。

CV

大学卒業後、日本エディタースクールで学びデザイナーを経て、現在、冬期間は冬山登山学校経営。
中之条ビエンナーレ、逗子アートサイトなどで作品を展示。