不要になって廃棄された傘から蘇った「さしがさばな」と、蛹のような白くて硬い殻で作られた音の鳴らない古楽器の「チェンバロ」がある静かな作品です。それが一夜だけ10月8日(日)の夜に、蛹から羽化を始めたチェンバロが鮮やかな本物の楽器の姿で現れて、優しい音色でルネッサンス音楽やバロック音楽を奏でます。それは展示作品であると同時にイベント作品でもあり、空間芸術から時間芸術へのメタモルフォーゼを楽しむ実験です。あなたの心の琴線が美しい旋律に共鳴していただけたならばどれほど嬉しいことでしょう。

*子どもから大人までどなたでもお楽しみいただけます

チェンバロ演奏:平井み帆
調律:池末隆
傘の提供:中之条町の皆さん

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https://tiget.net/events/260932

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