STAFF

実行委員長 椎葉 俊一 CHAIRMAN of the executive committee Shunichi Shiiba

アーティストと地域が共につくりあげる祭典 中之条ビエンナーレ

中之条ビエンナーレ2017の開催を迎える中で、とても大切に思うことがあります。
それは、今まで参加していただいたアーティストをはじめ、サポーター、地域の方々、実行委員、事務局、関係いただいた全ての方々の気持ちから紡がれてきた時間を、未来へと繋ぐということです。

私自身、2009年に中之条ビエンナーレと出逢い、2011年から実行委員としての歩みがはじまりました。
それから今まで、中之条ビエンナーレを通じ多くの出逢いに恵まれ、さまざまな交流の中で気づいたことがあります。それは、町民である私自身も知らなかったような、この町の魅力や潜在している地域の価値を中之条ビエンナーレとの関わりの中で、見つける事ができたという事です。

「アーティストが作品を制作するにあたり、さまざまな材料の調達に協力をしてくださる町の方々」
「アーティストが良い作品を制作できるようにと食事を作りにレジデンスまで足を運んでくださるサポーターの方々」
「ビエンナーレへ来場してくださるお客様との会話が楽しみなのよ、と嬉しそうに話してくださる地域からの声」
そうやって、沢山の方々の気持ちが紡がれた結果、子どもから大人まで沢山の笑顔に出逢うことができる瞬間には、この町に生きている事を心から誇らしく思うことができます。

いつか、山重ディレクターが話していた言葉に、「中之条ビエンナーレの第1回目は点、2回目は線となり、3目くらいでようやく面となるんだと思います。中之条ビエンナーレは一つの箱で、その中身をつくりだすのはアーティストや地域、この町に訪れる人々」というものがありました。

山重ディレクターに共感し今も大切にしている言葉です。

この町の未来をつくるのは、一人一人。
一つ一つの背景には、沢山の人達の思いがあり、紡がれた時間があります。
今、過疎化が進むこの町の未来は、少しずつ変わりはじめているような気がします。
町が芸術の町としての取り組みに力をいれ、昨年からスタートした国際交流も、昨年以上にさまざまな国との繋がりができはじめています。

中之条ビエンナーレと出逢い、アーティストや地域の方々との交流の中で、土地のあたたかさや優しさに触れ、この先もこの町で暮らしていきたい。といつからか思うようになっていたのです。

日常の中に、あたりまえにあると思っているものの尊さや人と人との繋がり、それらから生まれる物語が中之条ビエンナーレには詰まっています。
アーティストが地域や人と対面し作りだす作品との出逢いには心を動かせられる「何か」があります。そんな瞬間との出逢いこそ中之条ビエンナーレの醍醐味であり、宝物なのだと思うのです。
普段は何気なく通り過ぎていた日常の風景も、これから世界中から中之条町に集まるアーティスト達によって、さまざまな思考を凝らした夢のような空間へと少しずつ移り変わっていきます。

さあ。いよいよ、中之条ビエンナーレ2017の幕があがります。
再び。この町で描かれる夢の舞台に訪れてみてはいかがでしょうか。
心より、お待ちしております。

実行委員会

実行委員長
椎葉俊一
副実行委員長
深井充
監査
本多正志
実行委員
  • 産形美奈子
  • 剣持政幸
  • 小池靖之
  • 斉藤ますみ
  • 塩崎純子
  • 丸橋由紀子
  • 村上久美子
  • 山﨑珠美
  • 山口朋子
  • 吉田美雪
  • 割田涼太

総合ディレクター

山重徹夫

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